この記事で解決できる悩み

深夜2時。さっき授乳したばかりなのに、隣で赤ちゃんがまた泣き始めた。
片手でスマホを握って「母乳 足りてない サイン」と検索しては、誰かの答えを探す——そんな夜を、あなたも過ごしていませんか?
最初にお伝えしたいことがあります。
「母乳が足りていない気がする」と「実際に足りていない」は、まったくの別物です。
公的なガイドラインにも「母乳不足感」という言葉が出てくるほど、この不安は多くのママが通る道。切り分けないまま焦ると、本当は順調なのに自分を追い込んでしまいます。
この記事では、厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」やこども家庭庁の発育評価の考え方をもとに、生後1・2・3ヶ月それぞれで何が起きているのかを時期別に整理しました。
そのうえで、栄養面でできること・できないことも正直にお伝えします。
- 母乳が足りているかを判断する「4つのサイン」
- 「おっぱいが張らない=減った」が誤解である仕組み
- 生後1ヶ月・2ヶ月・3ヶ月それぞれの壁と対処法
- 母乳量を支える「4本柱」と、水分にまつわる誤解
- 産後に不足しやすい栄養と、サプリの正しい位置づけ
読み終わる頃には、「母乳量」という数字に振り回されて自分を責めていた気持ちが、少しでも軽くなっているはずです。
【2026年8月更新】公的資料をもとに、体重増加の目安・授乳回数・水分摂取の考え方を最新の情報に修正しました。サプリの成分情報も公式サイトで再確認しています。
サプリで母乳量そのものが増えるのかを詳しく知りたい方は「mamacoで母乳量は増える?成分と口コミを公的資料で検証」もあわせてどうぞ。
【30秒チェック】その不安は「事実」か「思い込み」か


まず、いちばん知ってほしいことから。ママが「足りない」と誤解しやすいサインと、本当に相談すべきサインは、まるで違います。
- おっぱいが張らなくなった
- 授乳後すぐに泣く
- 授乳間隔が2時間もたない
- 搾乳してもあまり出ない
- 飲んでいる時間が短くなった
- 1日のおしっこ回数が6回未満の日が続く
- 体重が母子健康手帳の発育曲線から外れていく
- 授乳中に飲み込む音がまったくしない
- 1回の授乳に40分以上かかる状態が続く
- ぐったりして元気がない、機嫌が常に悪い



驚きませんか。「張らない」「すぐ泣く」「搾乳で出ない」——この3つ、どれも母乳不足のサインではありません。
母乳が足りているかを判断する「4つのサイン」
逆に、足りているかどうかはこの4点で見るのが基本です。
| チェック項目 | 目安 |
| ①授乳回数 | 1日8回以上飲めているか |
| ②おしっこの回数 | 1日6回以上出ているか |
| ③体重 | 母子健康手帳の発育曲線の中に入っているか |
| ④赤ちゃんの様子 | 機嫌・顔色は悪くないか |
この4つがクリアできていれば、おっぱいが張っていなくても、授乳間隔が短くても、基本的には順調と考えて大丈夫です。



「張り」や「搾乳量」は、実は足りているかの判断材料にならないんです。見るべきは赤ちゃん側のサインなんですね。
体重増加の目安【月齢別】
いちばん客観的な材料が体重です。こども家庭庁の「乳幼児身体発育評価マニュアル」では、生後1ヶ月の望ましい体重増加量は1日25〜30gとされています。
| 月齢 | 1日あたりの体重増加の目安 |
| 生後1〜3ヶ月 | 25〜30g |
| 生後4〜6ヶ月 | 20〜25g |
| 生後7〜9ヶ月 | 10〜20g |
あくまで目安であり、体質や成長カーブには個人差があります
毎日体重を測らなくて大丈夫です
1日単位の数字は授乳直後かどうかや排泄のタイミングで簡単に上下します。毎日測って一喜一憂すると、それ自体がストレスになり、母乳分泌にも逆効果です。
1〜2週間単位の伸び方と、健診での測定を基準にしましょう。
厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」にも、「1日の目安量に達しなくても、子どもが元気で体重が増えているならば心配はない」と明記されています。



数字は「安心するための道具」であって、「自分を責めるための道具」ではないんですよね。
「おっぱいが張らない=母乳が減った」は最大の誤解


産後2〜3ヶ月ごろ、それまでカチカチに張っていた胸が急に柔らかくなる——ここで多くのママが「母乳が止まりかけている」と不安になります。
でも、これはむしろ順調に進んでいるサインです。仕組みを知ると、一気に納得できます。
乳房が「必要な分だけ作る」モードに切り替わる
産後すぐは、赤ちゃんがどれだけ飲むか乳房側もわかりません。だから多めに作ろうとして、パンパンに張ります。
ところが授乳を重ねるうちに、乳房は「この子はこれくらい飲む」という需要を学習していきます。すると必要な分だけをスムーズに作るようになり、溜め込まなくなるので張らなくなるのです。
これがいわゆる「差し乳」と呼ばれる状態です。



おっぱいが全然張らなくなって…。母乳が止まりかけてるんじゃないかって、毎晩不安で眠れないんですけど。



その心配、本当に多いんです。でも生後2〜3ヶ月で張りが落ち着くのは、乳房が「必要な分だけ作ればいい」と学習した証拠。張らなくなってから、むしろ授乳がラクになったという方がほとんどですよ。
むしろ「溜めると減る」——FILという仕組み
ここは知っておくと本当に強い知識です。
母乳のなかにはFIL(乳汁産生抑制因子)というたんぱく質が含まれています。母乳が乳房内に長時間溜まると、このFILの濃度が上がり、母乳をつくる働き自体にブレーキがかかることがわかっています。
しかも、赤ちゃんが1回の授乳で飲みとれるのは乳房が用意した量の70〜80%程度とされ、2〜3割は必ず残ります。
母乳は「溜めると減り、出すと増える」
だから「張るまで待ってからあげよう」は逆効果になります。授乳の間隔をあけないこと、片側だけで終わらせないこと、張って苦しいときは搾って出し切ること。
これが、どんなサプリよりも直接的に母乳量へ働きかけます。



「溜めておいたほうがたくさん出るはず」は、実は真逆なの。ここを知らないまま頑張ると、努力の方向が逆になってしまうわ。
搾乳量=母乳量ではない理由
「搾乳器で50mlしか取れなかった。うちの子、これしか飲めてないの?」——これも典型的な誤解です。
母乳を押し出すオキシトシンというホルモンは、赤ちゃんの吸う刺激や、泣き声・匂い・赤ちゃんのことを考えるだけでも分泌されるとされています。機械や手では、この反射が同じようには起きません。
赤ちゃんの吸引力は、搾乳器よりずっと優秀。



搾乳量が少なくても、赤ちゃんはしっかり飲めていることがほとんどです。
生後1ヶ月/2ヶ月/3ヶ月 時期別の「壁」と対処法


ひとくちに「生後1〜3ヶ月」と言っても、直面する悩みは月ごとに全然違います。ここを一緒くたにした記事が多いので、時期別に整理しました。
| 時期 | 起きやすいこと | やること |
| 生後1ヶ月 | 1日8〜15回の頻回授乳。ママの体力・栄養が最も消耗 | 回数を減らさない。食事量を確保する |
| 生後2ヶ月 | 張りが落ち着く(差し乳化)。黄昏泣きでメンタルが揺れる | 「張らない=減った」と誤解しない |
| 生後3ヶ月 | 授乳間隔が空き「減った?」と誤解しやすい。ママは抜け毛のピーク | 赤ちゃんの成長と捉える。ママの栄養を立て直す |
生後1ヶ月:頻回授乳がつらいのは「土台づくり」の時期だから
生後1ヶ月ごろの授乳回数は1日8〜15回、間隔は1〜3時間おきが目安。3時間もたないのが普通です。
理由はシンプルで、新生児の胃はまだとても小さく、1回にたくさん飲めないから。小刻みに飲むしかないんですね。
そして吸われる刺激でプロラクチンというホルモンが分泌され、それが母乳をつくります。授乳回数が多いほど、このホルモンの濃度は高く保たれます。
つまりこの時期の頻回授乳は、そのまま「母乳量の土台づくり」。つらいけれど、意味のあるつらさです。



この時期にいちばん削られるのは、実はママの食事よ。立ったまま5分でおにぎり1個、みたいな日が続くと、母乳の材料そのものが不足していくわ。
生後1ヶ月のママが最優先で確保したいもの
- エネルギー:授乳婦の付加量は+350kcal/日(ごはん大盛り1杯ぶん程度)
- たんぱく質:卵・納豆・鶏肉など、片手で食べられるものを常備
- 水分:のどが渇いたら飲む。無理に大量に飲む必要はありません(後述)
- 睡眠:まとまらなくていいので、細切れでも横になる
生後2ヶ月:「魔の2ヶ月」と、張りが落ち着くタイミングが重なる
この時期、急に黄昏泣きが始まったり、授乳を嫌がったり、吐き戻しが増えたり。ママのメンタルを揺さぶるイベントが集中します。
やっかいなのは、ここに前章で解説した「張りが落ち着くタイミング」が重なること。
「赤ちゃんはよく泣く」+「おっぱいは張らない」——この2つが同時に来るので、「私の母乳が足りないから泣いているんだ」と結びつけてしまうんですね。
でも、この2つはそれぞれ独立した変化です。30秒チェックの4項目がクリアできているなら、慌てなくて大丈夫。



洗濯機の前で理由もなく涙が出る——そんな日が続くようなら、それは頑張りが足りないのではなく、休息と栄養が足りていないサインかもしれません。
ひとりで抱えないでください
気分の落ち込みや涙が2週間以上続く、眠れない、赤ちゃんをかわいいと思えない——こうしたサインがあるときは、栄養や睡眠だけの問題ではないことがあります。
産後健診、市区町村の保健センター、産後ケア事業など、相談できる窓口は必ずあります。遠慮せず頼ってください。
生後3ヶ月:授乳間隔が空くのは「赤ちゃんが成長した」から
生後3ヶ月になると、赤ちゃんの飲む力が一気につきます。短時間で必要な量を吸えるようになり、飲んだあとは長く眠るように。
結果、授乳間隔が3〜4時間空くようになり、「母乳が減ったのかも」と勘違いしやすい時期です。
でも実際は逆で、効率よく飲めるようになった成長の証。頬がふっくらしてきて、首がすわりそうな兆しも出てくる頃です。
一方で、この時期に表面化するのがママ側の変化です。



産後3ヶ月くらいから、シャワーのたびに髪がごっそり抜けて…。しかも立ちくらみがひどいんですけど、これって普通ですか?



産後の抜け毛は、女性ホルモンの急激な変動によって多くの方に起こる生理現象です。一般に産後2〜3ヶ月ごろから始まり、半年〜1年ほどかけて落ち着いていくとされています。ただし立ちくらみが続くようなら、それは別の問題かもしれません。健診の機会に相談してみてくださいね。
抜け毛はホルモン変動によるもので、栄養で止められるものではありません。「サプリを飲んでも止まらない」のも、「やめたら落ち着いた」のも、時期的な変化と重なっているだけということが起こり得ます。



ここを知らずに「サプリが効かない」と落ち込む方が多いので、あえて正直に書いておきますね。
母乳量を支える「4本柱」と、水分にまつわる誤解


母乳量を支えているのは、次の4本柱です。どれか1本でも折れると、母乳量はぐらつきます。
| 要素 | 役割 | ポイント |
| ①頻回授乳 | プロラクチンの分泌 | 吸われるほど分泌が保たれる。最も直接的 |
| ②リラックス | オキシトシンの分泌 | 母乳を押し出す反射。ストレスが天敵 |
| ③エネルギーと栄養 | 母乳の材料 | 食事が主役。サプリは補助 |
| ④休息 | すべての土台 | 寝不足は全体の効率を下げる |
サプリが関われるのは、このうち③の一部だけです。だから「サプリを飲んだら母乳量が倍になる」ような魔法は起きません。この構造だけは、先に頭に入れておいてください。
①頻回授乳|「時間で区切る」より「欲しがったらあげる」
3時間間隔をきっちり守ることに縛られる必要はありません。赤ちゃんが欲しがったタイミングで与えるほうが、分泌は保たれます。
「1日10回以上も飲ませているのは足りていないから?」と不安になるかもしれませんが、生後1ヶ月なら8〜15回が目安。回数が多いことは、そのまま問題ではありません。
②リラックス|「焦り」が分泌を止めることがある
オキシトシンは、赤ちゃんが吸い始めると1分以内に血中濃度が上がって射乳反射を起こします。
赤ちゃんのことを考えたり、匂いを嗅いだり、泣き声を聞いたりするだけでも分泌されるとされる、とても繊細なホルモンです。
逆に言うと、「出ているか不安」と緊張しながらの授乳は、それ自体が分泌の邪魔になり得るということ。



「不安が母乳を減らす」って、いちばん残酷な仕組みですよね。だからこそ、この記事の前半で「これは順調なサインですよ」とお伝えしたかったんです。
③エネルギーと栄養|1,500kcalを下回らないことが最優先
母乳をつくるために消費されるエネルギーは、1日およそ517kcalと計算されています。ただし食事から上乗せすべき付加量は+350kcal(妊娠中に蓄えた分が使われるため)。
そして知っておいてほしいのが、産後のエネルギー摂取量が1日1,500kcalを下回ると、母乳の分泌量が減ってくるとされている点です。
体型を戻したくて食事を減らしている方は、ここだけは注意してください。極端な食事制限は、母乳量にとって明確に逆効果です。
④休息|「完璧な家事を手放す」ことが分泌対策になる
「寝てください」と言われて寝られたら苦労しない——本当にその通りです。
だからここでお伝えしたいのは、睡眠時間の目標ではなく「手放す許可」のほうです。床にほこりがあっても赤ちゃんは育ちますし、洗濯物を畳まなくても元気に育ちます。
「できない自分」を責めるエネルギーを、1分でも横になる時間に回してください。



パートナー・実家・自治体の産後ケア事業、頼れるものは全部使って構いません。
【要注意】「水をたくさん飲めば母乳が増える」の誤解
ネットでよく見る「授乳中は1日2L以上飲みましょう」というアドバイス。実はここ、注意が必要です。
水分についての正しい考え方
かつては乳房の緊満や分泌過多を防ぐ目的で水分を制限していた時期もありましたが、その効果は確認されていません。現在は「体が欲するままに水分を摂ればよい」とされています。
むしろ大量の水分摂取が母乳の分泌を減らすことがあるという報告もあるため、ノルマのように無理して飲む必要はありません。
授乳中に強くのどが渇くのは自然なことなので、「授乳のときに手元に飲み物を置いておく」くらいの運用で十分です。



「2L飲めていない自分はダメだ」と落ち込む必要は、まったくありません。ここも数字に振り回されないでくださいね。
産後に不足しやすい栄養と、サプリの正しい位置づけ


4本柱のうち、③の栄養についてもう少し具体的に。ここがサプリの出番になる部分です。
公的ガイドが名指ししている「鉄」と「ビタミンD」
「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」が指摘していること
母乳育児の場合、生後6か月時点でヘモグロビン濃度が低く鉄欠乏を生じやすいという報告があること、またビタミンD欠乏の指摘もあることが記載されています。
ビタミンDについては、欠乏によるくる病の増加と、欠乏に日光照射不足が影響することにも触れられています。
出典:厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」
つまり「母乳育児では鉄とビタミンDが不足しやすい」というのは、個人の感想ではなく公的に指摘されている事実です。
そして産後は、赤ちゃんを連れて外出するのが難しく、ママ自身が日光にあたる時間も激減する時期。ビタミンDは日光を浴びることで体内でもつくられるので、不足しやすい条件が重なります。
なおビタミンDの目安量は、日本人の食事摂取基準(2025年版)で18歳以上が8.5μg/日から9.0μg/日へ引き上げられました。
授乳期の推奨量を食事だけで満たすとどうなるか
| 栄養素 | 授乳期の推奨量の目安 | 食材に置き換えると |
| 葉酸 | 340μg/日 | ほうれん草 約170g |
| 鉄 | 9mg前後/日 | 赤身肉やひじきを毎日相当量 |
| カルシウム | 650mg/日 | 牛乳 約600ml |
| n-3系脂肪酸 | 1.8g/日(目安量) | サバなど青魚を高頻度で |
数値は日本人の食事摂取基準等に基づく目安。食材量は概算です
正直、授乳と寝不足でフラフラの状態でこれを毎日クリアするのはかなり無理があります。
だからサプリの位置づけは「食事の代わり」ではなく「食事で届かない分の埋め合わせ」。ここが正しい期待値です。



サプリは「ズボラだから頼る」ものではなく、「現実的だから頼る」もの。自分を責める場面ではありません。
産後・授乳期向けサプリ「mamaco(ママコ)」の成分
産後・授乳期に特化したサプリとして代表的なのが、mamaco(ママコ)です。natural tech株式会社が展開する「mitas series」の産後・授乳期用にあたります。
| 栄養素(1日4粒あたり) | 配合量 |
| 葉酸(天然葉酸) | 120μg |
| 鉄 | 15mg |
| ビタミンA | 500μg |
| ビタミンD | 25μg |
| DHA/EPA | 201mg |
| カルシウム/マグネシウム | 10.64mg/13.2mg |
| 和漢素材 | 7種(高麗人参・丁子・陳皮・タンポポ・カンゾウ・ナツメ・ショウガ) |
他の産後サプリと比べたとき、いちばんはっきり差がつくのがビタミンDの25μg。先ほど公的ガイドが名指ししていた栄養素です。
一方で葉酸は120μgと控えめ。これは「食事+サプリで推奨量340μgに届かせる」設計だからで、少ないから劣っているという意味ではありません。



ビタミンDは不足していても自覚症状がほぼ出ない栄養素。「体感がないから効いていない」という判断が、いちばん危ういのはここなんです。
2つだけ、正直にお伝えしておきます
①鉄について/日本人の食事摂取基準(2025年版)では鉄の耐容上限量が設定されなくなりましたが、同時に「鉄欠乏でない人が鉄の摂取量を増やしても貧血の予防にはつながらない」「個人の判断でサプリメント等を用いて鉄補給を行うことは控えるべき」と明記されています。貧血を指摘されている方は主治医に相談してください。
②アレルギーについて/mamacoは特定原材料8品目こそ不使用ですが、原材料にDHA含有精製魚油(さばを含む)・植物レシチン(大豆由来)・ゼラチンを使用しています。「アレルギー物質すべて不使用」と書いているサイトもありますが、正確ではありません。
価格と定期条件(2026年8月時点)
| 単品購入 | 5,940円(税込・送料無料) |
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産後サプリの多くが3回以上の継続を条件にしているなかで、mamacoは回数の約束がなく、解約もマイページで完結します。夜中の授乳の合間にスマホで手続きできるのは、産後にはかなり大きなメリットです。
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産後サプリの正しい住み分け【メーカー別に整理】


「mamacoとベルタママリズムとmamaru、結局どれがどれ?」——ここ、ネット上の情報がかなり混乱しています。
まず整理しておきたいこと
mamaru・mamacoはベルタの製品ではありません。この2つはnatural tech株式会社の「mitas series」です。ベルタ(株式会社ベルタ)とは別の会社の製品です。
「ベルタ姉妹サプリ」としてmamaruやmamacoを紹介しているサイトを見かけますが、誤りなので注意してください。
2つのシリーズを時期別に並べるとこうなる
| 時期 | mitas series (natural tech) | ベルタ (株式会社ベルタ) |
| 妊活期 | mitas(ミタス) | ベルタ葉酸サプリ |
| 妊娠中 | mamaru(ママル) | ベルタ葉酸サプリを継続 |
| 産後・授乳期 | mamaco(ママコ) | ベルタママリズム |
つまり産後・授乳期の選択肢は「mamaco(ママコ)」か「ベルタママリズム」の二択、というのがシンプルな理解です。
産後サプリ3商品の比較【2026年8月時点】
| 項目 | mamaco | ベルタママリズム | メルミー |
| 対象時期 | 産後・授乳期 | 妊娠後期〜産後 | 妊娠初期〜産後 |
| 葉酸 | 120μg | 340μg | 400μg |
| 鉄 | 15mg | 15.2mg (ヘム鉄+リポソーム鉄) | 配合あり |
| ビタミンD | 25μg | 3.0μg | 配合あり |
| DHA・EPA | 201mg | 99.4mg (クリルオイル) | ― |
| ラクトフェリン | ― | 配合あり | ― |
| 1日の粒数 | 4粒 | 3〜6粒 | 4粒 |
| 定期の縛り | なし | 3回以上 | なし |
| 解約窓口 | マイページ | 電話またはLINE | 電話・メール等 |
2026年8月時点の各公式サイトの表示に基づく
ここで注意したいのがラクトフェリンです。「ラクトフェリン配合はmamacoだけ」と書いているサイトを見かけますが、mamacoの原材料にラクトフェリンは含まれていません。ラクトフェリンを配合しているのは、ベルタママリズムのほうです。



成分表は各社の公式サイトで必ず確認してくださいね。まとめ記事の情報がそのままコピーされて、古い内容や誤りが広まっていることがあるわ。
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| 妊娠中から産後まで1本で通したい | メルミー(葉酸400μg・栄養機能食品) |
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【次の妊活を考え始めたら】産後サプリからの切り替えロードマップ


ここは、卒乳・断乳が見えてきた方に必ず知っておいてほしい話です。
「2人目もそろそろ」と考え始めたとき、産後・授乳期用のサプリをそのまま飲み続けるのは適切ではありません。理由は2つあります。
理由①:葉酸120μgでは妊活期に必要な量に届かない
日本人の食事摂取基準では、妊娠を計画している女性・妊娠の可能性がある女性・妊娠初期の妊婦は、通常の食品以外(=サプリなど)から葉酸を1日400μg摂ることが望まれるとされています。
胎児の神経管閉鎖障害のリスクを下げるためです。
| サプリ | サプリからの葉酸量 | 妊活期に足りる? |
| mamaco(産後・授乳期) | 120μg | × 400μgに届かない |
| ベルタママリズム(産後) | 340μg | × 400μgに届かない |
| mitas(ミタス)(妊活期) | 400μg | ◎ |
| ベルタ葉酸サプリ | 480μg | ◎ |
理由②:ビタミンA500μgは妊娠初期に注意が必要な栄養素
先ほどmamacoの成分として紹介したビタミンA500μgは、授乳期には付加量が設定されている大切な栄養素です。
一方で、ビタミンAは妊娠初期の過剰摂取に注意が必要な栄養素でもあります。mamacoが「産後・授乳期専用」として設計され、妊活期用のmitasと明確に分けられているのは、まさにこのためです。



時期別サプリって面倒に見えますが、「その時期に必要な栄養」と「その時期は控えたい栄養」が違うから分かれているんです。理由がわかると納得できますよね。
時期別の切り替えロードマップ
| 時期 | mitasシリーズの場合 | ベルタシリーズの場合 |
| 産後・授乳期(今ここ) | mamaco | ベルタママリズム |
| 次の妊活を始めたら | mitas(ミタス)へ 葉酸400μg・ビタミンD50μg・温活の和漢素材4種 | ベルタ葉酸サプリへ 葉酸480μg・鉄23.2mg・カルシウム264mg |
| 妊娠がわかったら | mamaru(ママル)へ | ベルタ葉酸サプリをそのまま継続 |
| 出産後 | 再びmamacoへ | 再びベルタママリズムへ |
切り替えの目安は卒乳・断乳のタイミングや、生理の再開です。授乳を続けながら妊活を始める場合は、かかりつけの産婦人科に相談してから切り替えましょう。
なお定期便を続けている場合、mitasシリーズはマイページからそのまま商品変更が可能です。いったん解約する必要はありません。
妊活期に選ばれている2つの葉酸サプリ
| mitas(ミタス) | ベルタ葉酸サプリ | |
| 葉酸 | 400μg | 480μg(酵母葉酸) |
| ビタミンD | 50μg(2026年1月に増量) | 8.5μg |
| 特徴 | 和漢素材4種で温活サポート 回数の約束なし・マイページ解約 | 妊活〜妊娠後期まで1本で対応 鉄・カルシウムが手厚い |
| 定期初回 | 4,298円 クーポンで3,798円 | 1,980円(66%OFF) |
| 2回目以降 | 5,378円 | 3,980円 |
2026年8月時点の各公式サイトの情報(税込)



mamacoを飲んでいた方はmitasだとマイページで商品変更するだけなので手続きがラク。初回の出費を抑えたいならベルタ葉酸サプリが1,980円で始めやすいです。
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2つの違いをさらに詳しく知りたい方は「ミタスとベルタはどっちがいい?【両方買って比較】した7つの違い」もどうぞ。
それでも不安なときの相談先【サプリより先に使ってほしい】


ここまで読んでも不安が消えないとき。それは「情報が足りない」のではなく、「実際に見てもらう」段階にきているのかもしれません。
「授乳・離乳の支援ガイド」でも、母乳不足感や体重増加不良については専門的支援につなぐこと、困ったときに相談できる母子保健事業を紹介することが支援のポイントとして挙げられています。
| 相談先 | こんなときに |
| 産院の母乳外来・助産院 | 授乳姿勢や吸わせ方を直接見てもらいたい |
| 市区町村の産後ケア事業 | 休息もセットで確保したい。費用の補助が受けられることが多い |
| 保健センター・新生児訪問 | 体重測定と育児相談をまとめて |
| 小児科 | 赤ちゃんの体重増加が気になる |
とくに多いのが授乳姿勢や吸着(ラッチオン)が合っていないだけで、うまく飲めていないケース。これはサプリでは絶対に解決できない部分で、5分見てもらうだけで解決することもあります。



お金と時間をかける順番でいえば、①専門家に見てもらう → ②食事量と休息を確保する → ③足りない栄養をサプリで補う。この順番がいちばんムダがありません。
ミルクを足すことは「失格」ではありません
最後にこれだけは言わせてください。
厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」では、母乳が少しでも出るなら母乳育児を続けるために育児用ミルクを有効に利用するという考え方が示されています。
同ガイドには「母乳の出方や量は個々に異なる」とも書かれています。公的な指針そのものが、混合栄養を前向きな選択肢として位置づけているんですね。



完母という数字を追って自分を追い詰めるより、ママが笑顔でいられる方法を選んでくださいね。
母乳量と産後サプリのよくある質問(FAQ)
- おっぱいが張らなくなりました。母乳は減っているのでしょうか?
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生後2〜3ヶ月ごろに張りが落ち着くのは、乳房が「この子はこれくらい飲む」という需要を学習し、必要な分だけを作るようになったサインです。いわゆる「差し乳」と呼ばれる状態で、順調な変化です。授乳回数が1日8回以上、おしっこが1日6回以上、体重が発育曲線に沿って増えているなら、心配しすぎなくて大丈夫です。
- 母乳が足りているかを見分ける方法は?
-
①1日8回以上飲めているか、②おしっこが1日6回以上出ているか、③体重が母子健康手帳の発育曲線の中に入っているか、④機嫌や顔色が悪くないか——この4点が基本です。おっぱいの張りや搾乳量は判断材料になりません。1回の授乳に40分以上かかる、体重が増えないといった場合は、母乳外来や健診で相談してください。
- 赤ちゃんの体重は1日どれくらい増えれば安心?
-
こども家庭庁の「乳幼児身体発育評価マニュアル」では、生後1ヶ月の望ましい体重増加量は1日25〜30gとされています。生後1〜3ヶ月は25〜30g、4〜6ヶ月は20〜25gが目安です。ただし1日単位の数字は授乳直後かどうかで簡単に上下するので、毎日測るより1〜2週間単位の伸び方と健診での測定を基準にしてください。
- 搾乳するとあまり出ません。母乳が少ないということですか?
-
いいえ。母乳を押し出すオキシトシンというホルモンは、赤ちゃんが吸う刺激のほか、泣き声や匂い、赤ちゃんのことを考えるだけでも分泌されるとされています。機械や手ではこの反射が同じようには起こらないため、搾乳量は実際に赤ちゃんが飲んでいる量より少なくなるのが普通です。搾乳量で母乳量を判断しないでください。
- 水をたくさん飲めば母乳は増えますか?
-
体が欲するままに飲めば十分とされています。かつては乳房の緊満を防ぐ目的で水分を制限していた時期もありましたが、その効果は確認されていません。逆に大量の水分摂取が母乳の分泌を減らすという報告もあるため、ノルマのように無理して飲む必要はありません。
- 産後のダイエットはいつから始めていい?
-
授乳中に食事量を大きく減らすのは避けてください。産後のエネルギー摂取量が1日1,500kcalを下回ると、母乳の分泌量が減ってくるとされています。授乳によるエネルギー消費は1日約517kcalありますが、食事から上乗せする付加量は+350kcalが目安です(妊娠中に蓄えた分が使われるため)。極端な制限をしなくても、体重は少しずつ戻っていきます。
- 産後サプリを飲めば母乳量は増えますか?
-
サプリは栄養補助食品であり、母乳の分泌量そのものを増やす目的の製品ではありません。母乳量に直接関わるのは授乳の回数と、乳房に母乳を溜めないことです。サプリの役割は、母乳を通して持ち出される栄養と、母乳をつくり続けるママ自身の栄養状態を、食事とあわせて支えることにあります。
- mamacoとベルタママリズムはどちらがいいですか?
-
外に出る時間が少ない方や完全母乳の方はmamaco(ビタミンD25μg・DHA/EPA201mg)、食事が不安定で葉酸をサプリで満たしたい方や月々のコストを抑えたい方はベルタママリズム(葉酸340μg・初回2,138円)が向いています。定期の回数の約束はmamacoがなし、ベルタママリズムのお得にお届け便は3回以上です。なおmamaruとmamacoはベルタの製品ではなく、natural tech株式会社のmitas seriesです。
- 2人目の妊活を始めたら、産後サプリはどうすればいい?
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妊活期用のサプリへ切り替えましょう。妊娠を計画している女性は通常の食品以外から葉酸を1日400μg摂ることが望まれるとされていますが、mamacoは120μg、ベルタママリズムは340μgで届きません。またmamacoはビタミンAを500μg配合しており、ビタミンAは妊娠初期の過剰摂取に注意が必要な栄養素です。切り替えの目安は卒乳・断乳や生理の再開になります。
まとめ:母乳量の数字より、あなたと赤ちゃんの笑顔を





内容が整理できているかチェックしましょう。
3つ以上チェックが入ったら、mamacoの公式サイトも見てみてくださいね。
理解度チェック
- 足りているかは授乳8回/おしっこ6回/発育曲線/機嫌の4点で見る
- 「張らない」「搾乳で出ない」は母乳不足のサインではない
- 母乳はFILの働きで「溜めると減り、出すと増える」
- 生後1・2・3ヶ月で起きることは違う。3ヶ月で間隔が空くのは成長の証
- 水は欲するままでOK。1日2Lのノルマは不要
- 母乳育児では鉄とビタミンDの不足が公的に指摘されている
- 次の妊活を始めたら葉酸400μg以上の妊活期用サプリへ切り替える
最後に、夜中の授乳の合間にこの記事にたどり着いたあなたへ。
おっぱいが張らなくなったのも、授乳間隔が空いてきたのも、多くの場合は「うまくいっている証拠」です。
赤ちゃんの体重が発育曲線に沿って増えていて、機嫌のいい時間が少しでもあるなら、それがいちばん確かな答えです。母乳量という数字だけで、自分の頑張りを採点しないでください。



今夜の授乳が、昨日より少しでも穏やかな時間になりますように。
そのうえで、栄養面だけは後回しにしないでください。母乳を通して出ていく分を補い続けることは、赤ちゃんのためだけでなく、この先何年も続く育児を走り抜けるためのあなた自身の土台になります。
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参考にした資料
- 厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)策定検討会報告書」
- こども家庭庁「乳幼児身体発育評価マニュアル」
- mitas series公式サイト「産後・授乳期 葉酸サプリ mamaco(ママコ)」
※本記事は栄養・育児に関する一般的な情報を提供するものであり、診断・治療を目的としたものではありません。赤ちゃんやご自身の体調に不安がある場合は、医師・助産師にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。














