この記事で解決できる悩み

「そろそろ子どもが欲しいな」と漠然と思っていた20代とは違い、今のあなたには“時間”という見えないリミットへの不安が常に付きまとっているかもしれません。
35歳、37歳。妊活を意識し始めた途端に「自然妊娠の確率って、もう下がっているの?」「初産だと遅い?二人目はもっと難しい?」と、検索するたび不安が増していませんか。
病院に行くべきか迷いながらも、できるならまずは自然に授かる可能性を上げたい。
でも情報が多すぎて、結局「何を優先すればいいのか」だけがわからない——そんな気持ち、すごくよくあります。
そこでこの記事では、35〜37歳の妊活で“自然妊娠の確率を上げるためのコツ”を、優先順位つきで整理しましました。
この記事を読み終わる頃には、今すぐ取り入れられて続けるほど妊娠しやすい体づくりに近づく方法が分かり、あなたの妊活が不安よりも“前に進んでいる実感”に変わりますよ。
複数の妊活サプリで迷っている方は「【妊活中】葉酸サプリのおすすめランキングTOP3」を見てくださいね。
35歳~37歳の妊活は遅い?自然妊娠は難しい?


結論からいうと、35歳~37歳の妊活は遅くないし自然妊娠は十分に可能です。
焦りは禁物ですが、正しいケアで「授かる力」は確実に引き上がります。
あなたの体には、まだ赤ちゃんを迎えるための力が眠っているので「もう遅いかも」と諦める心が一番の大敵です。



35歳~37歳という年齢は、医学的には「高年出産」の入り口とされる場合が多いですが、自然妊娠が不可能になる年齢ではないわ。



「1年間妊活を継続した場合(累積妊娠率)」で見ると、30代後半であっても約60%以上のカップルが1年以内に妊娠に至っているという報告が多くあります。※
※MESA(Medical Enhancement for Sustainable Activity)などの海外調査データや国内の一般的な不妊治療クリニックの統計より


年齢による妊娠率低下の最大の原因は、「卵子の老化(ミトコンドリアの機能低下)」です。
逆に言えば、ここを生活習慣や抗酸化ケアでサポートできれば、実年齢が35歳~37歳でも卵巣年齢を若々しく保てます。



次項から35・37歳の自然妊娠確率や、初産と二人目で妊娠確率は変わるのか順番に解説するわ。



35歳~37歳の妊活において、自然妊娠確率を上げるコツを早く知りたい方はコチラ⇒記事の中盤をご覧ください。
35歳・37歳の自然妊娠確率は?年齢別データで見るリアルな数字


まず、多くの方が最も知りたいであろう「自然妊娠の確率」から見ていきましょう。
結論からお伝えすると、35歳の自然妊娠確率は1周期あたり約15〜18%、37歳では約10〜11.5%です。
確かに20代と比べると下がりますが、決して「不可能」な数字ではありません。



数字だけ見ると不安になるかもしれませんが、「まだチャンスはある」というのを、まずは覚えておいてくださいね。
1周期(1ヶ月)あたりの自然妊娠確率【年齢別比較表】


健康な男女が排卵日付近に性交渉を行った場合、1周期あたりの自然妊娠確率は年齢によって大きく変わります。
以下の表をご覧ください。
| 年齢 | 1周期あたりの妊娠確率 | ポイント |
| 20代前半 | 約25〜30% | 妊娠力のピーク |
| 25〜29歳 | 約25〜30% | 20代前半とほぼ同等 |
| 30〜34歳 | 約25〜30% | まだ大きな低下はない |
| 35歳 | 約15〜18% | ここから低下が顕著に |
| 37歳 | 約10〜11.5% | 35歳からさらに約半分に |
| 40歳 | 約5% | 大幅に低下 |
| 45歳以上 | 約1% | 自然妊娠は非常に困難 |
(参考:BELTA「年齢別の妊娠確率や妊活期間について」、グレイスバンク「37歳の妊娠確率は?」)
注目してほしいのは、35歳から37歳のたった2年間で、妊娠確率が約半分に下がっているという点です。
30代前半までは25〜30%をキープしていた妊娠確率が、35歳を境に急激に下降線を描き始めます。
これは「なんとなく下がる」レベルではなく、医学的に明確な転換点なのです。



「35歳と37歳って、たった2歳の違いでしょ?」と思いがちですが、妊娠に関してはこの2年の差がとても大きいわ。
1年間の累積妊娠確率【年齢別比較表】


「1周期あたりの確率」だけだと低く感じるかもしれません。
しかし、1年間を通して見ると、35歳・37歳でもかなりの確率で妊娠に至っているのがわかります。
| 年齢 | 1年間の累積妊娠確率 |
| 20〜24歳 | 約86% |
| 25〜29歳 | 約78% |
| 30〜34歳 | 約63% |
| 35〜37歳 | 約52% |
| 38〜39歳 | 約46% |
| 40歳以上 | 約30%以下 |
37歳でも、1年間で約2人に1人は自然妊娠に至っているのです。
もちろん「約52%」という数字をどう受け取るかは人それぞれです。
しかし、「半分の確率で妊娠する」と捉えれば、決して悲観するだけの数字ではないのがわかります。



大切なのは、この確率を少しでも高めるために「正しい行動を、できるだけ早く始めること」よ。



具体的なアクションプランは後半で詳しく解説しますので、まずはデータの全体像を把握していきましょう。
平均妊活期間はどのくらい?年齢別の目安


「妊活を始めてから妊娠するまで、どのくらいかかるの?」という疑問も多いでしょう。
年齢別の平均妊活期間をまとめました。
| 年齢 | 平均妊活期間 |
| 20〜24歳 | 約4ヶ月 |
| 25〜29歳 | 約6ヶ月 |
| 30〜34歳 | 約8ヶ月 |
| 35〜39歳 | 約13ヶ月 |
35〜39歳の平均妊活期間は約13ヶ月です。
20代の約4〜6ヶ月と比べると、約2〜3倍の期間がかかっているのがわかります。
ここで重要なポイントがあります。
- 35歳以上の場合、半年妊活しても妊娠しなければ、早めに産婦人科を受診しましょう
- 一般的に「1年間妊娠しなければ不妊」と定義されますが、35歳以上は半年が受診の目安です
- 「もう少し自然に様子を見よう」と待っている間にも、卵子の老化は進んでいます



「まだ半年だから大丈夫」と思いがちですが、35歳以上なら半年が一つの区切り。



早めの行動が、未来のあなたを助けてくれます。
初産と二人目で妊娠確率は変わる?意外と知らない事実


「一人目を自然に産めたから、二人目も大丈夫だろう」と思っている方は少なくありません。
一方で、「初産で35歳を超えてしまった。高齢出産のリスクが心配…」という方もいらっしゃるでしょう。
結論からお伝えすると、初産であっても経産婦であっても、年齢による妊娠確率の低下は同じように起こります。
「一人目が産めたから二人目も大丈夫」は本当?


妊活の情報を調べていると「経産婦(一度出産経験がある人)の方が妊娠しやすい」という話を聞くことがあるかもしれません。
しかし、これは必ずしも正しくありません。
確かに出産経験によって子宮や産道が一度広がっているため、「出産」自体はスムーズになりやすい傾向はあります。
しかし、「妊娠する力(妊孕力)」は、出産経験の有無に関係なく、年齢とともに低下していきます。



つまり同じ35〜36歳であれば、初産の方も経産婦の方も、自然妊娠の確率はほぼ同等(年間約52%、1周期で約10〜18%)よ。
(参考:にしたんARTクリニック「35歳からの不妊治療は遅い?」)



「一人目が産めたから安心」ではなく、年齢による変化は初産でも二人目でも平等に起こります。これは意外と知られていない事実なんですよ。
実際に、近年の調査では二人目を望む家庭の約30%が何らかの不妊の問題に直面していると報告されています。
「二人目不妊」は決して珍しいことではなく、多くの方が同じ悩みを抱えているのです。
(参考:三軒茶屋Artクリニック「二人目不妊の確率を解明!」)
二人目不妊の主な原因5つ
二人目がなかなか授からない原因は一つではありません。
複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。



主な原因を5つ解説するわ。


① 加齢による卵子の老化(最大の要因)
二人目不妊の最大の原因は「加齢」です。
一人目を出産してから数年が経過する間に、卵子の数と質は確実に低下しています。
例えば30歳で一人目を出産し、35歳で二人目を望んだ場合、卵子は5歳分確実に老化しているのです。



卵子は新しく作られることはなく、女性が持って生まれた卵子が年齢とともに減少・劣化していくため、これは避けられない現実よ。
② 性交渉の回数の減少
一人目の育児に追われる日々の中で、夫婦の性交渉の回数が減ってしまうのは自然なことです。
特に夜泣きが続く時期や、仕事と育児の両立でヘトヘトな状態では、なかなか妊活に時間を割けないのが現実でしょう。
しかし、妊娠の大前提は排卵日付近の性交渉です。



回数が減れば、それだけ妊娠のチャンスも減ってしまいます。
③ 授乳によるホルモンの影響
授乳中は、母乳を作り出す「プロラクチン」というホルモンが分泌されます。
このプロラクチンには排卵を抑制する作用があるため、授乳中は妊娠しにくい状態になっています。



授乳をやめてからも、すぐにホルモンバランスが戻るわけではないわ。



断乳後、数ヶ月は排卵が不安定になる場合もあります。
④ 産後の身体的変化
出産時に大量出血があったり、子宮内に細菌が入ったりするケースがあります。
それが原因で子宮内膜炎を起こしたり、卵管が詰まってしまうことも。



このような産後の身体的変化が、二人目の妊娠を妨げることがあります。
⑤ ストレスの増加
一人目の育児、仕事、家事、そして妊活…。
二人目を望む時期は、あらゆる方面からのストレスが重なりやすい時期でもあります。
強いストレスはホルモンバランスの乱れを引き起こし、排卵障害や着床障害の原因になることが報告されています。



「頑張らなきゃ」と思えば思うほど、ストレスが増えるという悪循環に陥りやすいのです。
(参考:BELTA「二人目不妊になってしまう原因と対策とは?」、トーチクリニック「二人目不妊の原因と治療とは?」)
初産の方が知っておくべき「高齢出産」の基礎知識


35歳以上での初めてのお産は、医学的に「高齢出産(高年初産)」と呼ばれます。
「高齢出産」という言葉に不安を感じる方も多いですが、現在では全出産の約30%が35歳以上です。
つまり、約3人に1人が高齢出産に該当しており、決して特別なことではありません。
(参考:NIPT Japan「高齢出産は何が違う?35歳からの妊娠で気をつけたいリスクと備え」)
ただし、以下の点は知っておく必要があります。
分娩時間が長くなる傾向:初産の場合、経産婦と比べて分娩に時間がかかる傾向があります。35歳以上ではこの傾向がやや強まります。
帝王切開率の上昇:高齢出産では、母体の安全を考慮して帝王切開が選択されるケースが増えます。
妊娠合併症への注意:妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病のリスクが高まるため、定期的な妊婦健診がより重要になります。



とはいえ、これらのリスクは適切な医療管理のもとでコントロールできるものがほとんどよ。



「リスクがあるから諦める」のではなく、「リスクを知った上で、しっかり備える」のが大切です。
なぜ37歳が「妊娠の壁」と言われるのか?医学的根拠を解説


ここまでのデータで、35歳から37歳にかけて妊娠確率が大きく変化するのを見てきました。
では、なぜ37歳前後が「壁」と言われるのでしょうか?
結論を先にお伝えすると、37歳は卵子の「数」と「質」の両方が急激に低下し始める医学的な転換点だからです。
卵子の数は37歳から急減する


女性の卵子は、お母さんのお腹の中にいるとき(胎児期)に一生分が作られます。
そこからは増えることはなく、減り続ける一方です。
| 時期 | 卵子の数 |
| 胎児期(ピーク) | 約600〜700万個 |
| 出生時 | 約200万個 |
| 初潮(思春期) | 約30万個 |
| 30歳 | 約6〜7万個 |
| 37歳 | 約2.5万個 |
| 40歳 | 約1万個 |
| 閉経時 | 約1,000個 |
(参考:グレイスバンク「37歳の妊娠確率は?」、にしたんARTクリニック「35歳からの不妊治療は遅い?」)
注目すべきは、30歳の約6〜7万個から37歳の約2.5万個へ、わずか7年で6割以上も減少している点です。
しかも、この減少スピードは37歳を過ぎるとさらに加速します。



卵子の減少を、例えるなら「砂時計」のようなものよ。上半分の砂(卵子)は止めることも増やすこともできず、ただ落ちていくだけ。



しかも37歳あたりからは、砂の落ちるスピードが速くなるイメージです。
卵子の数が減ること自体は自然な現象ですが、数が少なくなるほど排卵される卵子の「質」も低下しやすくなるため、妊娠確率に大きく影響するのです。
卵子の「質」が低下するとはどういうことか
「卵子の質が落ちる」と言われても、具体的にどういうことかイメージしにくいかもしれません。
簡単に言うと、卵子の中にある染色体に異常が起きやすくなるということです。


卵子は長い年月をかけて体内で「待機」しています。



その間、酸化ストレスや生活習慣の影響を受け続けるため、年齢を重ねるほど染色体の分裂がうまくいかなくなるリスクが高まるわ。



染色体異常が起こると、以下のような結果につながります。
- 受精しても着床しない(妊娠が成立しない)
- 着床しても初期流産になる
- 胎児の染色体疾患(ダウン症など)のリスクが高まる
年齢別の染色体異常の発生率を見てみましょう。
| 年齢 | 染色体異常の確率 |
| 25歳 | 約0.2%(476人に1人) |
| 30歳 | 約0.3%(384人に1人) |
| 35歳 | 約0.5%(192人に1人) |
| 37歳 | 約4.4% |
| 40歳 | 約1.5%(66人に1人) |
| 45歳 | 約4.8%(21人に1人) |
(参考:グレイスバンク「37歳の妊娠確率は?」、NIPT Japan「高齢出産は何が違う?」)



数字を見ると怖くなるかもしれませんが、裏を返せば37歳でも95%以上は染色体異常なく妊娠できるということよ。



過度に心配しすぎる必要はありませんよ。
なお染色体異常が心配な場合は、妊娠後にNIPT(新型出生前診断)を受けることで、早期にスクリーニングすることが可能です。
事前に知っておけば、心の準備や医療サポートを受ける体制を整えられます。
流産リスクの変化【年齢別データ】
卵子の質の低下は、流産リスクの上昇にも直結します。
全妊娠のうち約15%は流産に至るとされていますが、この割合は年齢とともに上昇します。


| 年齢 | 自然流産率 | 不妊治療時の流産率 |
| 30代前半 | 約10〜15% | 約17.6% |
| 35歳 | 約20% | 約20% |
| 36歳 | ― | 約22.9% |
| 37歳 | 約20〜24% | 約24.5% |
| 40歳 | 約30% | 約34% |
| 45歳以上 | 約60%以上 | ― |
(参考:ベビーライフ研究所「37歳の妊娠確率は?」、グレイスバンク「30代で自然妊娠する確率は?」)
37歳の流産率は約20〜24%。つまり、妊娠した方の約4〜5人に1人が流産を経験するということになります。



流産の多くは染色体異常が原因で起こる「自然淘汰」であり、お母さんの行動や努力で防げるものではないわ。



もし流産を経験されたとしても、決して自分を責めないでください。
流産は「赤ちゃんが自分では育てないと判断した」という自然の仕組みなので、あなたのせいではありません。
つらい経験をされた方は無理をせず、心と体を休めてくださいね。
妊娠合併症のリスク(妊娠高血圧症候群・妊娠糖尿病)
35歳以上の妊娠では、流産リスクだけでなく妊娠合併症のリスクも高まります。
特に注意が必要なのは以下の2つです。
妊娠高血圧症候群
妊娠20週以降に高血圧を発症する疾患です。重症化すると、胎盤の機能低下や胎児発育不全、さらには母体のけいれん発作(子癇)を引き起こすことがあります。35歳以上での発症リスクは、20代と比較して約1.5〜2倍に上昇するとされています。
妊娠糖尿病
妊娠中に血糖値が高くなる疾患です。巨大児(4,000g以上)のリスクや、難産、新生児の低血糖などにつながることがあります。加齢に伴いインスリンの働きが低下するため、35歳以上で発症リスクが高まります。


これらの合併症は怖いですが、定期的な妊婦健診を受けることで早期発見・早期対応が可能です。



大切なのは、「リスクがあるから妊娠を諦める」のではなく、「リスクを正しく知って、医師と二人三脚で備える」という姿勢です。



現代の医療技術は非常に進歩しており、適切な管理のもとで多くの高齢出産が無事に行われています。
35歳~37歳の妊活で自然妊娠確率を上げるコツ【今日からできる7つのロードマップ】


ここまで、データとリスクについて詳しく見てきました。
「数字はわかった。でも、結局何をすればいいの?」と思っている方も多いでしょう。
答えはシンプルです。「正しい行動を、1日でも早く始めること」。これに尽きます。



ここからは、35歳・37歳の方が今日から実践できる具体的な妊活アクションプランを7つご紹介します。
① まずは産婦人科を受診する(ブライダルチェック・AMH検査)
35歳以上の妊活で最初にやるべきなのは、「自分の身体の状態を知ること」です。
妊活というと「基礎体温を測る」「サプリを飲む」を思い浮かべる方が多いですが、それ以前にそもそも妊娠を妨げる原因がないかを調べるのが先決です。



「まだ自分で頑張れるかも…」と思って、受診を先延ばしにする方は本当に多いわ。



でも、35歳以上なら”とりあえず調べる”だけでも大きな一歩になりますよ。


特におすすめしたいのが、「AMH検査(抗ミュラー管ホルモン検査)」です。
AMH検査は、卵巣に残っている卵子の数の目安(卵巣予備能)を調べる血液検査です。この検査で「卵子の在庫量」がわかるため、妊活の計画を立てる上で非常に有用です。
費用の目安:5,000〜10,000円程度(保険適用外の場合)
検査のタイミング:月経周期に関係なくいつでも受けられます
※AMH値が低い=即座に妊娠できないという意味ではありません。あくまで「卵子の残り数の目安」であり、卵子の質を示すものではないことに注意してください。
また、初めて産婦人科を受診する方はブライダルチェック(妊活前の総合検査)もおすすめです。



子宮や卵巣の状態、性感染症の有無、ホルモンバランスなどを総合的に調べることができるわ。
- 35歳以上で半年間妊娠しない場合 → 早めの受診を推奨
- 37歳以上の場合 → 妊活開始と同時に受診することをおすすめ
- 二人目を希望する場合 → 一人目出産後、期間を空けずに相談するのが理想
② 基礎体温を記録して排卵日を把握する
妊娠の可能性を高めるためには、排卵日を正確に把握するのが不可欠です。
そのための基本ツールが「基礎体温の記録」です。
基礎体温とは、朝目覚めたときに動き出す前に測る体温のこと。排卵を境に低温期から高温期へと変化するため、毎日記録することで排卵のタイミングを予測できるようになります。


・婦人科体温計を使う:通常の体温計ではなく、小数点第2位まで測れる婦人科体温計を使いましょう。
・毎朝同じ時間に:できるだけ同じ時間帯に測ることで、正確なデータが取れます。
・舌の下で測る:口の中(舌の裏側)に体温計を当て、口を閉じた状態で計測します。
・起き上がる前に:目が覚めたら体を動かさず、すぐに測ることが大切です。
また、基礎体温と併用して排卵検査薬を活用するとより精度が上がります。
排卵検査薬は尿中のLH(黄体形成ホルモン)の上昇を検知し、排卵の約24〜36時間前に陽性を示します。
ドラッグストアや薬局で購入できるので、気軽に取り入れてみてください。



基礎体温の記録は、「ルナルナ」や「ラルーン」などのアプリを使うと便利よ。



グラフが自動で作られるので、排卵日の予測がしやすくなりますよ。
③ 食生活を見直す ― 妊活に必要な栄養素
妊活の土台となるのは、「身体づくり」です。
特に35歳以上では卵子の質を少しでも維持するために、食事から摂る栄養素が重要になります。
妊活中に特に意識して摂りたい栄養素を以下にまとめました。


| 栄養素 | 主な働き | 多く含む食品 |
| 葉酸 | 胎児の神経管閉鎖障害を予防 | ブロッコリー、ほうれん草、枝豆、いちご |
| 鉄分 | 子宮内膜を厚くし、着床を助ける | レバー、赤身肉、小松菜、ひじき |
| 亜鉛 | 卵子と精子の質を維持 | 牡蠣、牛肉、チーズ、ナッツ類 |
| ビタミンD | 着床率の向上・免疫機能の調整 | 鮭、さんま、きのこ類、卵黄 |
| ビタミンE | 抗酸化作用で卵子の老化を抑制 | アーモンド、アボカド、かぼちゃ、オリーブオイル |
| オメガ3脂肪酸 | ホルモンバランスの調整 | 青魚(サバ、イワシ)、亜麻仁油、くるみ |
一方で、避けるべき習慣もあります。
- カフェインの過剰摂取:1日200mg以下(コーヒー約2杯分)に抑える
- 飲酒:妊活中は控えることが推奨される
- 喫煙:卵子の老化を加速させ、流産リスクを高める。パートナーの喫煙(受動喫煙)も影響
- 加工食品・トランス脂肪酸の多い食事:ホルモンバランスの乱れにつながる



「完璧な食事」を目指す必要はありません。



まずは「毎日の食事に葉酸の多い緑黄色野菜を1品加える」くらいの感覚で始めてみましょう。
④ 適度な運動と温活で血流を改善する
血流の改善は、妊活の基本中の基本です。
子宮や卵巣に十分な血液が送られることで、卵子の質の維持や子宮内膜の厚みの確保につながります。
ただし、激しい運動は逆効果なので適度な運動を継続するのが大切です。


ウォーキング:1日20〜30分。通勤時に一駅分歩くだけでもOK。全身の血流を改善します。
ヨガ:骨盤周りの血流を促進し、リラックス効果も。妊活ヨガの教室やYouTube動画も多数あります。
ストレッチ:お風呂上がりに5〜10分。特に股関節周りのストレッチが骨盤内の血行促進に効果的です。
運動と合わせて取り組みたいのが「温活」です。
身体の冷えは血行不良を招き、子宮や卵巣の働きを低下させます。
- 腹巻きを着用して、お腹・腰回りを冷やさない
- シャワーではなく湯船に浸かる習慣をつける(38〜40℃で15〜20分)
- 温かい飲み物を常飲する(白湯、ルイボスティー、しょうが湯など)
- 靴下の重ね履きで足元の冷えを防ぐ



冷え性の方は要注意。「手足が冷たいな」と感じたら、それは体が「血流が足りていない」とサインを出しているわ。



温活は、今日から始められる手軽な妊活ですよ。
⑤ 質の良い睡眠とストレス管理
睡眠はホルモン分泌の司令塔です。
妊娠に必要な女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)は、質の良い睡眠中に分泌が促進されます。
特に重要なのが、メラトニンというホルモンです。
メラトニンは「睡眠ホルモン」として知られていますが、実は強力な抗酸化作用を持ち、卵子の老化を防ぐ働きもあるのがわかっています。


・就寝時間を一定にする:できれば23時までに就寝し、7時間以上の睡眠を確保
・寝る前のスマホを控える:ブルーライトがメラトニン分泌を抑制します
・寝室の環境を整える:遮光カーテン、適度な室温(18〜22℃)、静かな環境
・入浴は就寝1〜2時間前に:体温が下がるタイミングで自然な眠気が訪れます
また、ストレスは妊活の大敵です。
強いストレスを感じると、脳の視床下部(ホルモンの司令塔)の働きが乱れ、排卵障害や月経不順を引き起こす場合があります。



「妊活のことばかり考えてしまう」「生理が来るたびに落ち込む」という方は、意識的にストレスを解消する時間を作りましょう。
- 好きな趣味の時間を確保する
- 信頼できる友人やパートナーに気持ちを話す
- 妊活関連のSNSやネット検索から意識的に離れる日を作る
- 必要に応じてカウンセリングを利用する



妊活中は「頑張らなきゃ」と自分を追い込みがちですが、”頑張りすぎない”のも立派な妊活よ。



心が疲れたときは、休むことを自分に許してあげてくださいね。
⑥ 葉酸サプリメントを始める
葉酸は、妊活中から摂取を始めるべき最も重要な栄養素です。
なぜなら、葉酸は胎児の神経管閉鎖障害(二分脊椎や無脳症)のリスクを約70%低減するのが科学的に証明されているからです。
しかも、この効果を得るためには妊娠する1ヶ月以上前から十分な量を摂取しておく必要があります。


妊活中〜妊娠初期:1日400μg(食事性葉酸に加え、サプリメントからの摂取を推奨)
食事だけでは不足しがち:食品中の葉酸は調理の過程で約50%が失われるため、サプリメントでの補給が効率的です。
葉酸サプリを選ぶ際のポイントは以下の通りです。
- モノグルタミン酸型葉酸(合成葉酸)が配合されているもの → 吸収率が約85%と高い
- 鉄分・ビタミンB群・ビタミンDも一緒に摂れるマルチタイプがおすすめ
- GMP認定工場で製造されたものを選ぶと安心
- 添加物が少なく、飲みやすいサイズのものを継続する



「妊娠してから飲めばいいでしょ?」と思っている方が意外と多いのですが、それでは間に合いません。



葉酸は”妊活を始めた日”から、サプリで飲み始めるのが正解です。


ベルタ葉酸サプリ以外のサプリが気になる方は、⇒「【妊活中】葉酸サプリのおすすめランキングTOP3」を見てくださいね。


⑦ 「妊活タイムリミット」を知って計画を立てる
最後に、少し厳しいですがとても大切なお話をします。
オランダの研究チームが発表したデータによると、希望する子供の人数と妊活の開始推奨年齢には以下のような関係があります。


| 希望する子供の数 | 自然妊娠の場合 | 体外受精を含む場合 |
| 1人 | 32歳までに開始 | 36歳までに開始 |
| 2人 | 27歳までに開始 | 31歳までに開始 |
| 3人 | 23歳までに開始 | 28歳までに開始 |
(※90%の確率で希望を達成するための推奨年齢)
このデータを見て、「もう遅いのでは…」と感じた方もいるかもしれません。



しかし、これはあくまで「90%の確率で達成する」ための理想値よ。



35歳を過ぎても、37歳を過ぎても、妊娠・出産されている方はたくさんいます。
このデータが伝えたい本当のメッセージは、「1ヶ月でも早く行動を始めることが、あなたの未来を大きく変える」ということです。
☑ 産婦人科を予約する(AMH検査・ブライダルチェック)
☑ 基礎体温の記録を始める
☑ 葉酸サプリを購入して今日から飲み始める
☑ 食事に緑黄色野菜を1品プラスする
☑ 今日のお風呂は湯船に浸かる
☑ パートナーと妊活について話す時間を設ける


35歳~37歳の妊活で自然妊娠確率を上げるのに必須!おすすめ妊活サプリ3選
35歳~37歳の妊活で自然妊娠確率を上げるのに必須の、おすすめ妊活サプリを3つ紹介します。
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不妊治療という選択肢 ― 治療の種類・成功率・費用を徹底解説


「自然妊娠を試みているけれど、なかなか結果が出ない」「35歳を過ぎたから、最初から不妊治療を検討したい」
そう考える方のために、不妊治療の全体像を解説します。
結論からお伝えすると、35歳以上の場合、不妊治療は「最後の手段」ではなく「有力な選択肢の一つ」です。



早めの検討が、結果的に妊娠までの道のりを短くすることにつながるわ。
不妊治療のステップアップの流れ
不妊治療は、一般的に以下のステップで進みます。
身体への負担やコストが少ないものから始め、結果が出なければ段階的にステップアップしていくのが基本方針です。


超音波検査やホルモン検査で排卵日を正確に予測し、最適なタイミングで性交渉を行う方法です。
最も自然に近い治療法で、費用も抑えられます。
35歳以上の場合、3〜6周期を目安にステップアップを検討します。
採取した精子を洗浄・濃縮し、排卵日に合わせて子宮内に直接注入する方法です。
タイミング法と比べて妊娠率がやや向上します。
35〜39歳の場合、3回程度が目安。40歳以上では省略して次のステップへ進むこともあります。
卵巣から卵子を採取し、体外で精子と受精させた後、受精卵(胚)を子宮に戻す方法です。
タイミング法や人工授精で結果が出ない場合の次のステップです。
精子を1つ選び、卵子に直接注入して受精させる方法です。
男性側の精子の状態が良くない場合や、体外受精で受精しなかった場合に選択されます。



35歳以上の場合、「まずは自然に」と長く待ちすぎないのがポイントよ。



タイミング法を3〜6回試してダメなら、早めにステップアップを検討しましょう。時間は最大の資産です。
35歳・37歳の不妊治療成功率【年齢別データ】
「不妊治療をすれば妊娠できるの?」という疑問は当然のこと。
ここでは、体外受精・胚移植法(IVF-ET)の年齢別成功率を見てみましょう。
| 年齢 | 移植あたりの妊娠率 | 移植あたりの生産率(出産に至る率) |
| 30歳 | 約45% | 約35% |
| 35歳 | 約43.9% | 約30% |
| 37歳 | 約35% | 約24% |
| 40歳 | 約25% | 約13% |
| 43歳 | 約13% | 約5% |
(参考:はらメディカルクリニック「年齢にとらわれず成功率を上げるには」、不妊治療net「35歳の妊娠率!」)
35歳では移植あたりの妊娠率が約43.9%、37歳でも約35%と、自然妊娠の1周期あたりの確率(10〜18%)と比べると大幅に高いのがわかります。
ただし注意したいのは、「妊娠率」と「生産率(実際に出産に至る率)」には差があるという点です。
これは流産を含むためで、37歳の場合、妊娠率35%に対して生産率は約24%。つまり、体外受精で妊娠しても、約3割は出産に至らないケースがあるのです。



だからこそ、不妊治療は「早く始めるほど有利」よ。



35歳と37歳のたった2歳の差で、成功率は約9ポイントも下がっています。
不妊治療の保険適用と費用の目安【2022年4月〜】
2022年4月から、不妊治療への保険適用が大幅に拡大されました。
これにより、以前は全額自己負担だった体外受精や顕微授精にも保険が適用され、経済的な負担が大きく軽減されています。
年齢制限:治療開始時に女性の年齢が43歳未満
回数制限:
・40歳未満 → 通算6回まで(1子ごと)
・40歳以上43歳未満 → 通算3回まで(1子ごと)
対象治療:タイミング法、人工授精、体外受精、顕微授精、胚移植(凍結胚移植含む)
費用の目安を治療段階ごとにまとめました。
| 治療法 | 保険適用前(目安) | 保険適用後の自己負担(3割) |
| タイミング法 | 数千円〜1万円/回 | 数千円/回 |
| 人工授精 | 1〜3万円/回 | 約5,000円〜1万円/回 |
| 体外受精 | 30〜50万円/回 | 約10〜15万円/回 |
| 顕微授精 | 40〜60万円/回 | 約13〜18万円/回 |
さらに、高額療養費制度を活用すれば、月の自己負担額に上限が設けられます。
所得に応じて異なりますが、一般的な所得の方であれば月約8万円程度が上限の目安です。



保険適用前は体外受精1回で50万円近くかかることもありましたが、今は3割負担+高額療養費制度の活用で、かなり受けやすくなっているわ。



「費用が心配で踏み出せなかった」という方も、一度確認してみてくださいね。
仕事と不妊治療の両立 ― 通院スケジュールの実際
35〜37歳は仕事でも責任ある立場にいる場合が多く、「通院と仕事の両立」が不妊治療の大きなハードルになっています。
実際の通院頻度の目安を知っておくと、心構えができるでしょう。
| 治療段階 | 通院頻度の目安 | 1回あたりの所要時間 |
| タイミング法 | 月2〜3回 | 30分〜1時間 |
| 人工授精 | 月3〜4回 | 30分〜1時間 |
| 体外受精(採卵周期) | 月5〜8回 | 1〜3時間(採卵日は半日) |
体外受精の採卵周期になると、排卵日に合わせた通院が必要なため、スケジュール調整が難しくなります。



「明後日、来院してください」と急に言われることもあり、仕事のスケジュールとの調整に苦労する方が少なくありません。
・職場への伝え方:すべてを詳しく伝える必要はありません。「定期的な通院が必要な状態です」で十分です。理解のある上司であれば、状況を共有しておくと柔軟な対応を得やすくなります。
・不妊治療休暇制度の活用:企業によっては不妊治療のための休暇制度を設けているところもあります。人事部に確認してみましょう。
・クリニック選び:早朝や夕方以降も診療しているクリニック、土日も対応しているクリニックを選ぶと、仕事との調整がしやすくなります。
・テレワークの活用:在宅勤務が可能な職場であれば、通院日は在宅勤務に切り替えるのも有効です。
夫婦で取り組む妊活 ― パートナーの役割と男性側の対策


妊活は女性だけの問題ではありません。
不妊の原因の約半数は男性側にあると言われており、夫婦二人で取り組むのが成功への近道です。
結論からお伝えすると、男性も年齢とともに妊娠させる力が低下します。



パートナーの協力なくして妊活の成功はありません。
男性の年齢も妊娠確率に影響する
「男性はいくつになっても子供を作れる」というイメージがあるかもしれませんが、これは正確ではありません。
男性は生涯を通じて精子を作り続けることはできますが、精子の「質」は年齢とともに確実に低下します。
具体的には、50歳代の男性は30歳代と比べて以下のような変化が報告されています。
- 精液量:3〜22%低下
- 精子運動率:3〜37%低下
- 正常形態率:4〜18%低下
(参考:木場公園クリニック「二人目不妊について」)
また、男性の加齢は精子のDNA損傷リスクの増加にもつながり、受精率の低下や流産率の上昇にも影響を与えるのがわかっています。
まずは、精液検査を受けることをおすすめします。
精液検査は産婦人科や泌尿器科で受けることができ、費用も数千円程度です。



「自分に問題があるかもしれない」と認識すること自体が、妊活の大きな一歩になります。



精液検査に抵抗がある男性は多いですが、「簡単な検査で、妻の負担を減らせるかもしれない」と伝えると、受け入れてくれるケースが多いわ。
男性ができる妊活対策
男性側も、生活習慣の改善で精子の質を向上させるのが期待できます。
禁煙:喫煙は精子の数・運動率・形態のすべてに悪影響を与えます。受動喫煙もパートナーの妊娠率を下げるため、夫婦で禁煙に取り組みましょう。
節酒:過度な飲酒は精子の質を低下させます。完全にやめる必要はありませんが、週に2〜3日は休肝日を設けましょう。
精巣の温度管理:精子は熱に弱いため、長時間のサウナや熱い風呂(42℃以上)、ノートパソコンを膝の上に長時間置くことなどは避けましょう。下着もボクサータイプよりトランクスタイプの方が温度管理には有利です。
適度な運動:ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動が精子の質の改善に効果的です。ただし、長時間の自転車やサイクリングは精巣への圧迫が懸念されるため注意。
栄養素の補給:亜鉛(牡蠣、牛肉)、コエンザイムQ10(サプリメント)、ビタミンC・Eなどの抗酸化物質が精子の質の維持に役立ちます。



精子は約74日かけて作られるため、生活改善の効果が精子に反映されるまでには約3ヶ月かかるわ。



つまり、男性も「今日から」改善を始めることが大切なんです。
夫婦のコミュニケーションが妊活成功のカギ
妊活において最も見落とされがちなのが、夫婦間のコミュニケーションです。
妊活中は、女性がどうしても主導権を握りがちです。
基礎体温を測り、排卵日を調べ、食事を気をつけ…。その一方で、パートナーが「他人事」のように感じてしまうと、夫婦の間に大きな温度差が生まれます。



この温度差は、妊活の最大の敵と言っても過言ではありません。
- 妊活について話す時間を定期的に設ける ― 週に1回、「今月の妊活どうだった?」と振り返る時間を作る
- 「義務感」にならない工夫 ― 排卵日だけのセックスにしない。日頃からスキンシップを大切にする
- 検査や通院には可能な限り一緒に行く ― 医師の説明を二人で聞くことで、共通理解が深まる
- 「結果」だけでなく「過程」を共有する ― つらい気持ちも嬉しい気持ちも、言葉にして伝え合う
- お互いを責めない ― 妊活がうまくいかないのは誰のせいでもない。二人で向き合う姿勢が大切





妊活は「二人の共同プロジェクト」よ。



この記事をパートナーにも見せて、一緒に読んでみるところから始めてみてはいかがでしょうか?


妊活中のメンタルケア ― 不安や焦りとの向き合い方


妊活は身体のケアだけでなく、心のケアも同じくらい大切です。
特に35歳を過ぎると「残された時間」を意識してしまい、毎月の生理がくるたびに落ち込んだり、周囲の妊娠報告にいたたまれない気持ちになったり…。



そんな経験をされている方は、あなただけではありません。
「周りの妊娠報告がつらい」と感じるのは当然のこと
友人や同僚の妊娠報告、SNSにあふれるマタニティフォトやベビー用品の投稿…。妊活中の方にとって、これらは想像以上に心を削るものです。
「おめでとう」と言いながら内心つらい。そんな自分に罪悪感を覚える方もいるでしょう。
でも、それは人として当然の感情であり、あなたが冷たい人間だからではありません。



自分が望んでいるものを手に入れている人を見て羨ましいと感じるのは、ごく自然な心理反応です。
SNSと距離を置く:妊娠・出産に関する投稿がつらいと感じたら、一時的にSNSを見る頻度を減らしましょう。ミュート機能やフォロー解除をすることに罪悪感を持つ必要はありません。
「つらい」と言っていい:信頼できる友人、パートナー、家族に気持ちを打ち明けましょう。一人で抱え込むとストレスは倍増します。
妊活以外の時間を大切にする:趣味、旅行、美味しいもの巡り…。「妊活が人生のすべて」にならないようにすることが、結果的に妊活をうまく進める秘訣でもあります。



妊活中って、「自分だけが取り残されている」ような孤独感を感じることがありますよね。



でも、同じ思いを抱えている人は本当にたくさんいます。あなたは一人じゃありませんよ。
二人目妊活特有の罪悪感への対処法
二人目を望んでいる方には、初産の方とは違った独特の罪悪感が付きまといます。
「すでに一人いるのに、二人目を望むのは贅沢じゃないか」「不妊治療にお金や時間を使うことで、上の子に申し訳ない」「育児と妊活の両方で疲れ果てて、どちらにも集中できない」…。
こうした罪悪感は、真面目で責任感が強い方ほど感じやすいものです。



でも、知ってほしいのです。「もう一人、家族が増えてほしい」と願うのは、まったく贅沢なことではありません。
- 「兄弟を作ってあげたい」という思いは、上の子への愛情の表れです
- 完璧な母親である必要はない ― 疲れたときは一時保育やファミリーサポートを頼りましょう
- 上の子の前で笑顔でいられることが一番大切 ― そのためにも自分のケアを最優先に
- パートナーや家族に育児を分担してもらう ― 一人で抱え込まないことが、二人目妊活成功の鍵



二人目の妊活を頑張っているあなたは、すでに十分素敵なお母さんです。



上の子に愛情を注ぎながら、自分のことも大切にしてくださいね。
専門家に相談する選択肢(カウンセリング・不妊相談窓口)
妊活中の不安やストレスが大きくなりすぎたときは、専門家の力を借りるのも大切な選択肢です。
「カウンセリングなんて大げさ」と思うかもしれませんが、妊活のストレスは想像以上に深刻なもの。
心が折れてしまう前に、プロに頼るのは決して弱さではなく、賢い選択です。
不妊カウンセラー:日本不妊カウンセリング学会認定の専門資格を持つカウンセラーです。多くの不妊治療専門クリニックに在籍しており、治療の進め方や精神的なサポートを受けられます。
自治体の不妊相談窓口:各都道府県に設置されている「不妊専門相談センター」では、無料で電話やメール相談ができます。匿名での相談も可能です。
心療内科・精神科:不眠や食欲不振、強い抑うつ感が続く場合は、心療内科や精神科への相談も検討してください。妊活中でも服用できる薬を処方してもらえることがあります。
妊活コミュニティ・自助グループ:同じ悩みを持つ仲間とつながることで、「自分だけじゃない」と感じられます。オンラインコミュニティも多数あります。





ベルタ葉酸サプリは購入後に、管理栄養士、薬剤師、助産師などの専門家チームに公式LINEから無料で相談できます。
Q&A
ここでは、35歳~37歳の妊活に関して多くの方が疑問に思うことをQ&A形式でまとめました。
- 35歳を過ぎたら自然妊娠は無理ですか?
-
いいえ、無理ではありません。35歳の自然妊娠確率は1周期あたり約15〜18%、1年間で約63%です。確率は20代と比べて下がりますが、多くの方が35歳以降でも自然妊娠されています。ただし、半年間妊娠しない場合は早めに産婦人科を受診することをおすすめします。
- 37歳で初産は遅すぎますか?
-
遅すぎるということはありません。37歳でも1年間の累積妊娠確率は約52%あり、2人に1人は妊娠に至っています。ただし、20代と比べると確率は低下しているため、できるだけ早く妊活を開始し、必要に応じて不妊治療も視野に入れることが大切です。37歳の体外受精の妊娠率は約35%と、自然妊娠よりも高い数字です。
- 二人目は経産婦だから妊娠しやすいですか?
-
残念ながら、経産婦であっても年齢による妊娠率の低下は同様に起こります。「出産しやすさ」と「妊娠しやすさ」は別の話です。同じ35歳であれば、初産の方も経産婦の方も自然妊娠確率はほぼ同等です。二人目を望む方の約30%が不妊の問題を経験しており、「二人目不妊」は決して珍しいことではありません。
- 不妊治療はいつから始めるべきですか?
-
一般的には「1年間妊娠しなければ不妊」と定義されますが、35歳以上の場合は半年が受診の目安です。37歳以上であれば、妊活開始と同時に産婦人科を受診して検査を受けることをおすすめします。年齢が上がるほど治療の成功率も下がるため、「早すぎる」ということはありません。
- 妊活中に飲んではいけないサプリはありますか?
-
一般的な葉酸サプリやビタミン系サプリは妊活中も安全に摂取できます。ただし、ビタミンAの過剰摂取(1日5,000IU以上)は胎児に影響を与える可能性があるため注意が必要です。また、ダイエット系サプリやハーブ系サプリの中にはホルモンバランスに影響を与えるものもあるため、心配な場合は医師や薬剤師に相談しましょう。
- 高齢出産だとダウン症の確率は上がりますか?
-
はい、年齢とともにダウン症を含む染色体異常のリスクは上昇します。35歳で約0.5%(192人に1人)、37歳で約4.4%です。ただし、裏を返せば37歳でも95%以上は染色体異常なく妊娠できるということです。心配な場合は、妊娠後にNIPT(新型出生前診断)を受けることで早期にスクリーニングすることが可能です。
- 男性の年齢は妊娠に影響しますか?
-
はい、影響します。男性は生涯精子を作り続けられますが、年齢とともに精子の数・運動率・正常形態率は低下します。また、精子のDNA損傷リスクも増加し、受精率の低下や流産率の上昇につながることがわかっています。男性も35歳を過ぎたら精液検査を受けることをおすすめします。費用は数千円程度で、産婦人科や泌尿器科で受けられます。
【初産・二人目】35歳~37歳の妊活で自然妊娠確率を上げるコツを解説について まとめ
ここまで、35歳~37歳の妊活について、自然妊娠の確率から不妊治療、メンタルケアまで幅広く解説してきました。



最後に、この記事で最もお伝えしたい3つのことをまとめます。


① 正しく知る ― 恐れすぎず、楽観しすぎず
35歳の自然妊娠確率は1周期あたり約15〜18%、37歳は約10〜11.5%。確率は下がりますが、ゼロではありません。
ネット上には不安を煽る情報も多いですが、正確なデータを知ることで「必要以上に怖がること」も「根拠のない楽観」もなくなります。
データを味方につけて、冷静に自分の状況を見つめるのが第一歩です。
② 早く動く ― 1ヶ月の差が未来を変える
35歳と37歳のたった2歳の差で、妊娠確率は大きく変わります。
これは裏を返せば、「今日始めれば、明日始めるよりも確率が高い」ということです。
「もう少し様子を見よう」と待っている間にも、卵子の時計は止まりません。完璧な準備を待つ必要はありません。
まずは産婦人科の予約を取る、葉酸サプリを買う、基礎体温を測り始める――小さな一歩でいいので、今日から動き出しましょう。
③ 一人で抱えない ― 頼る勇気を持つ
妊活は孤独になりがちです。
でも、一人で抱え込む必要はまったくありません。
パートナーと気持ちを共有する。専門医に相談する。カウンセラーに話を聞いてもらう。
頼ることは弱さではなく、妊活を成功させるための賢い戦略です。



35歳でも37歳でも、初産でも二人目でも、あなたの妊活には可能性があります。
この記事が、あなたが前を向いて一歩を踏み出すきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。
あなたの妊活を、心から応援しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。












